脱炭素〜次世代エネルギー関連株〜

水素・アンモニア〜次世代エネルギー〜

「電気代が、ガス代が、高すぎる!!」

最近電力不足、燃料費高騰で家計にも大きな影響を

与え始めましたね。

日本は、燃料がない国で、輸入に頼ってきました。

原子力発電所も動き始め、冬の電力不足に備えています。

しかし、リスクがなくなったわけではなく、より安全な脱炭素エネルギーとして

注目されているのが、水素・アンモニアです。

水素

火力発電の脱炭素化が急務の中、燃えやすい水素はガス火力として注目されています。

しかし、水素は自然界に存在せず製造には大量の一時エネルギー(再生可能エネルギー)が

必要になり、日本では安価で製造するのは難しいようです。

さらには、輸送や貯蔵にも膨大なコストがかかります。

注目企業

そんな中、水素発電で注目されている企業があります。

注目企業

三菱重工業 イーレックス

ENEOS HD J-POWER

三菱商事 川崎重工業

大阪ガス

それでは、主な企業を見ていきましょう

三菱重工業

水素ガスタービンを欧米で受注

燃料が天然ガスから水素に移行すると考えており、

ガスタービン市場では、当社のシェアは22年第1四半期で36%に達し、

世界3強のトップの地位にいる。

ENEOS HD

中東、豪州、マレーシアで水素を製造、日本に輸出する計画

三菱商事

ブルネイで水素を製造、千代田化工建設の技術で500分の1に圧縮し輸送

大阪ガス

CO2と水素を合成しメタンを作り、都市ガス原料に使う独自技術を開発。

東京ガス、東邦ガスも計画

では、続いてアンモニア事業についてみていきましょう

アンモニア

こちらは、比較的燃えにくく石炭火力の脱炭素の鍵として注目されています。

注目企業

注目企業

三菱重工業 伊藤忠

三菱商事 商船三井

INPEX 住友化学

それでは、各企業のアンモニア事業を見ていきましょう

三菱重工業

発電設備に関し、2025年以降の実用化を目指している。

伊藤忠

東シベリアでイルクーツク石油会社が産出する天然ガスをアンモニアに変換して、

日本へ輸出するバリューチェーンプランを構築しており、当社も参画。

三菱商事

当社は、伊藤忠、三井物産と共にそれぞれ100トン規模を生産すると決定

商船三井

豪オリジンと共同で、海上輸送手段や需要調査を行っている。

INPEX

当社は、IHI、商船三井と共に日本とUAEを繋ぐクリーン・アンモニア・サプライチェーンの実証を実施。

この実証の中核を担い、さらには、長期戦略・中期経営計画で

水素・アンモニア事業の展開を掲げ、

2030年ごろまでに事業化を達成して、年間10トンの生産・供給を目指しています。

住友化学

2021年2月にカーボンニュートラルの実現に向けた体制を構築し、

水素を運ぶアンモニアの抜本的製法転換に向け触媒開発を目指す方針です。

いかがでしたでしょうか?

申し訳ないのですが、まだ情報が少なく纏めきれていません。

さらには、現状、天然ガスなどの既存の燃料に頼っているため、

水素やアンモニアが新しい燃料として使われる日は、まだ来そうにないです。

しかし、今後の株価などを考えたときに影響は大きいと思いますので、

配当をもらいながら(商船三井やINPEXなどの高配当銘柄)値上がりを待ってもいいでしょう。

最後に

エネルギー問題は、いつの時代もあるもので、何が既存の燃料に取って代わるかわかりません。

これを機に、興味を持っていただけると銘柄選定時にも役に立つと思います。

こちらでは、おすすめの個別株を紹介していますので、ご参照ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です