株式以外の資産に手を出すのはいつ?資産〇〇万円から考えるべき理由と投資の選択肢

株式以外の資産に手を出すのはいつ?資産〇〇万円から考えるべき理由と投資の選択肢

資産形成の初期段階では、投資信託やETFを通じて株式に集中投資するのが王道とされています。

しかし、資産がある程度大きくなると、株式以外の資産(オルタナティブ投資)への関心が自然と高まります。

では、具体的にいくら資産ができたときに、株式以外の資産に目を向けるべきなのでしょうか?

結論から言うと、株式以外の資産に手を出すのは、総資産が1,000万円を超えたあたりから考えるのが現実的です。

これは、株式への投資で資産の土台がしっかり築けていること、そしてオルタナティブ投資の多くが少額投資に向いていないこと、この二つの理由からです。

資産が1,000万円を超えたら考えるべき理由

1. ポートフォリオのリスク分散

株式は優れた資産ですが、市場全体の暴落時には、どれだけ分散投資していても資産が大きく目減りするリスクがあります。

特に、リーマンショックやコロナショックのような経済危機時には、すべての株式が連動して下落する傾向があります。

総資産が1,000万円を超えたら、株式と異なる値動きをする資産を組み入れることで、ポートフォリオ全体のリスクをさらに分散させることができます。

2. リターンの源泉を増やす

株式の主なリターンは、株価の上昇と配当金です。しかし、株式以外の資産は、不動産賃料や非公開企業の成長など、異なるリターンの源泉を持っています。

これらの資産を組み合わせることで、株式市場の動向に左右されない安定したリターンを追求することが可能になります。

株式以外の資産の特徴と役割

ここでは、資産1,000万円から検討し始めるべき、代表的な株式以外の資産を3つ紹介します。

1. 不動産

不動産は、株式市場の動向と異なる値動きをする傾向があります。家賃収入という安定したキャッシュフロー(インカムゲイン)を得られるのが最大の魅力です。

特徴:

  • インカムゲイン: 賃料収入という安定した収益。
  • リスク: 空室リスク、災害リスク、修繕費用など。

投資の選択肢:

  • 現物不動産: 自分で物件を所有し、運用します。多額の初期費用と管理の手間がかかります。
  • REIT(不動産投資信託): 複数の不動産に分散投資するファンドです。株式のように少額から売買でき、手軽に不動産投資を始められます。特に、投資信託という形で低コストで購入できる国内REITは初心者にもおすすめです。

2. プライベートエクイティ(PE)

未公開企業への投資です。一般の投資家は直接投資するのが難しく、ファンドを通じて間接的に投資します。

特徴:

  • 高いリターン: 企業の成長やM&A(合併・買収)によって、大きなリターンが期待できます。
  • リスク: 高いリスクと低い流動性(売却が難しい)。

投資の選択肢:

  • PEファンド: 多数の未公開企業に分散投資するファンド。最低投資額が非常に高いため、超富裕層向けの投資です。しかし、最近はクラウドファンディングなどで少額から未公開株に投資できるサービスも出てきています。

3. 金(ゴールド)

金は、株式や債券と異なり、利息や配当を生みません。しかし、インフレや地政学的なリスクが高まった際、安全資産として買われやすい特徴があります。

特徴:

  • 安全資産: 有事の際に価値が上昇しやすい。
  • リスク: リターンが限定的で、保有コスト(保管費用など)がかかる場合がある。

投資の選択肢:

  • 現物: 金貨や金の延べ棒として保有します。
  • 金ETF: 株式と同じように売買できる上場投資信託です。現物保有と比べてコストが低く、手軽に金に投資できます。

まとめ

資産が1,000万円を超え、株式で十分な土台が築けたら、ポートフォリオをさらに強固にするために、株式以外の資産への投資を検討し始めるタイミングです。

まずは、比較的少額から始められるREIT金ETFから試してみるのが良いでしょう。これらの資産を組み合わせることで、株式市場の変動に強い、より安定したポートフォリオを構築できます。

あなたの資産形成の次のステップとして、株式以外の資産にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

免責事項

この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、
掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。
当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。

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